UI の解決シンタックス

解決シンタックスの使用
UI ドキュメントでは、属性またはテキストノード全体にプレースホルダを指定できます。次に、メソッド呼び出しを使用して、実際のテキストによってプレースホルダを解決します。
このようなプレースホルダは、テキスト解決シンタックス {...} を使用して作成します。
使用するメソッド呼び出しの引数は、{ } (中かっこ) に入れて指定できます(役立つ引数のリストについては、「クライアントサイドコード」の「メソッド パラメータ」を参照してください)。Nexaweb では、{ } 内の引数が評価されてテキストに変換され、そのテキストが属性またはテキスト ノードのコンテンツとして設定されます。
次の例は、使用可能な引数を示します。

text="{ XPathService.evaluateAsString( '/button/text()' ) }
text="{ mco://myMco.getValue() }"
text="{ myTextbox.text }" 

<textView>{ myTextbox.text }</textView> 

エスケープシンタックス:
{ } (中かっこ) は特別な意味を持つため、属性またはテキストノードでこのような文字をリテラルとして指定するには、エスケープシンタックスを使用する必要があります。次の表は、属性またはテキストノードで使用するエスケープシンタックスを示します。

シンタックス
エスケープシンタックス
{
\{
}
\}
\
\\

たとえば、ボタンテキストが解決値として解釈されない場合は、テキストが"{hello}" のように表示されます。この場合、次のように入力します。
    
<button text="\{hello\}" />    

: 後方互換性を維持するために、Nexaweb クライアントのコンフィギュレーションファイル、nexaweb-client.xml で設定パラメータを使用して解決シンタックスをオフにすることができます。解決シンタックスをオフにするには、クライアントの設定パラメータ を<ensure-pre-4-dot-2-resolution-syntax- compatibility>true</ensure-pre-4-dot-2-resolution-syntax- compatibilityに設定します。このパラメータを true に設定すると、{...} が解釈されなくなるため、エスケープシンタックスを使用する必要はありません。

データバインディングと解決シンタックス
属性とテキストノードの値をデータソースにバインドするには、データプラグインからの DataService 呼び出しと共に解決シンタックスを使用します。解決シンタックスによるデータバインディングは、一般的な解決シンタックスの一例に過ぎません。