2.2 (Apr 2006)

新しい機能

Nexaweb Data Framework のサポート
 

  • Studio 2.2 では、複数のソースのデータを組み合わせることができます。Studio 2.2 では、データドリブンアプリケーションを使用しやすいインターフェイスにまとめることができます。ユーザーは、アプリケーションでアクセス可能なデータを参照できます。
  • Studio 2.2 には、コンポーネントとデータ (テーブルとデータ) を接続するためのウィザードなど、データドリブンアプリケーションを簡単に作成できるウィザードも用意されています。
  • 新しいデータパースペクティブの追加、Outline でのデータのサポート、データのドラッグ & ドロップのサポート、および新しいウィザードを介して、複数のデータソースを管理できます。
Studio Data Framework の併用の詳細については、Studio 2.2 サポート トピックまたは Eclipse ヘルプコンテンツStudio User Guideを参照してください。

新しい Nexaweb プラグイン v2.0 のサポート
 

  • Studio 2.2 には、再配布可能な Nexaweb プラグインモジュール (jar) のビルドおよび提供に必要なすべての機能を実現する Nexaweb プラグイン v2.0 プロジェクトを作成および管理する機能が用意されています。
  • Studio 2.2 プラグインでは、新しい Nexaweb プラグインパースペクティブ、Plugin Explorer ViewPlugin Configuration Editor がサポートされています。
  • Studio 2.2 で作成した Nexaweb プラグインは、プラグインを使用する Studio 内の Nexaweb プロジェクトに自動的に公開できます。

Desktop Client (Platform 4.x の別ライセンスコンポーネント) のサポート
 
  • Studio 2.2 では、Nexaweb Desktop Client アプリケーションの作成、実行、デバッグ、およびパッケージ化がサポートされています。
  • 新しい Studio ツールバーを使用して、Studio 内から Desktop Client 内の Nexaweb ベースのアプリケーションをデバッグおよび実行します。
  • Desktop Client コンフィギュレーションファイルの新しいエディタ。

新しい Web Tools Platform 1.0.x のサポート
 
  • Studio 2.2 では、プロジェクトファセットや新しい動的 Web プロジェクト構造を含む Web Tools Platform 1.0.x 機能がサポートされています。
  • Nexaweb Dynamic Web Application Wizard が更新され、標準の WTP 1.0.x Dynamic Web Application Wizard が拡張されました。
  • Web Tools のディレクトリ構造が変更されました。
  • 新しい機能および既知の問題の詳細については、「Web Tools 1.0.1 リリースノートを参照してください。
  • Web Tools のサポートに関する重要な既知の問題があります。
Data Framework および Desktop Client は、Eclipse でプロジェクトファセットとして使用できます。プロジェクトに追加するには、プロジェクトの [Properties] ページを開いて [Project Facets] を選択します。

以前のバージョンの Nexaweb Studio プロジェクトの移行


WTP 1.0 では、Nexaweb Studio 2.1 が基にしている以前のバージョンの WTP 0.7 とは異なる Web アプリケーションのプロジェクトディレクトリ構造が使用されています。Nexaweb Studio 2.1 および WTP 0.7 で作成した Nexaweb 対応の Web プロジェクトは、移行する必要があります。Web Tools 1.0 では 0.7 プロジェクトの 1.0 への移行が試行されますが、この移行は適切に機能しません。
代わりに、Studio 2.2 を使用して新しいプロジェクトを作成し、古いプロジェクトのファイルを新しいプロジェクトにコピーすることをお勧めします。この方法では、新しいワークスペースを作成する際にプロジェクトに以前と同じ名前を指定でき、最適な効果が得られます。
 
古い 2.1 プロジェクトから新しい 2.2 プロジェクトへのファイルのコピー
  • 新しい動的 Nexaweb プロジェクトを作成します。プロジェクトの作成時に、ディレクトリ名の選択を求められます。デフォルトは srcsrc-clientsrc-shared、および WebContent です。既存のプロジェクトを移行する場合は、すでに存在する名前を使用できます。
  • 古いプロジェクトのファイルを、次のように新しいプロジェクトにコピーします。ディレクトリを変更した場合は、適切な場所にコピーします。
    • <!--[if !supportLists]-->/JavaSource /src
    • /MCOSource /src-client (このディレクトリが存在しない場合は、ファイルシステムに作成するか、Studio でコンテンツをドラッグ & ドロップします)
    • /SharedSource /src-shared (このディレクトリが存在しない場合は、ファイルシステムに作成するか、Studio でコンテンツをドラッグ & ドロップします)
    • /WebContent /WebContent
  • 新しいプロジェクトで必要となる、古いプロジェクトで指定されていたすべてのカスタムプロジェクト固有のプロパティ コンフィギュレーションを構成します。
    • [Navigator] ビューで、プロジェクトを右クリックします。
    • コンテキストメニューから [Properties] を選択します。
    • 必要なプロパティを構成します。