このドキュメントでは、Nexaweb アプリケーションの稼働に関する側面について説明します。
アプリケーション サーバーのリクエスト スレッドプールのサイズ設定
Nexaweb アプリケーションでは PushConnection を利用する場合、1 つの接続に対してアプリケーションサーバーのリクエストスレッドプールからスレッドを 1 つ使用します。したがって、PushConnection で 500 の接続を同時にサポートする予定の場合は、アプリケーションサーバーのリクエストスレッドプールを 500 に増やす必要があります。
存続制限までのリクエスト時間
アプリケーション サーバー、ネットワーク デバイス、およびネットワークソフトウェアの多くは、HTTP リクエストが未処理のまま残されている時間を制限します。アプリケーションを実稼働環境にデプロイする場合は、アプリケーションの PushConnection の利用により期待される動作に対して、これらの設定が適切であることを確認してください。
デバッグ コンフィギュレーション オプションの無効化
エンド ユーザーがアプリケーションの内部をまったく表示できないようにする場合は、必ずデバッグ キーを無効にしてください。また、最高のパフォーマンスを得るために、ログ レベルを [info]、[error]、または [exception] に設定して、不要なデバッグメッセージの作成および配信を回避する必要があります。
サーバー管理コンソールのセキュリティ設定
エンドユーザーがアプリケーションの内部を表示できないように、また他のセッションに関する情報も表示できないようにするために、Nexaweb Server 管理コンソールに対して適切な J2EE セキュリティが適用されていることを確認する必要があります。Web アプリケーションのセキュリティ設定の詳細については、Sun J2EE ドキュメントを参照してください。
FlushPolicies、SSL、およびネットワークトポロジ
サーバーとクライアント間のネットワーク トポロジを変更する際は、常に、使用しているすべての PushConnection に適用された FlushPolicies を再評価することが重要であることを覚えておく必要があります。FlushPolicies の構成の詳細については、「コンフ2ィギュレーション」を参照してください。