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デバッグ
デバッグ
Nexaweb には、アプリケーションのデバッグを容易にするツールや機能がいくつか用意されています。
Nexaweb Studio を使用したデバックの詳細については、Nexaweb Studio のドキュメントを参照してください。
ログの設定
Nexaweb クライアントと Nexaweb サーバーは、さまざまなレベルのログ出力に対応しています。ログ出力のレベルには次のものがあります。
- デバッグ
- 情報
- エラー
- 例外
ログ出力のレベル は、使用される名前付きログにそれぞれ設定できます。サーバーのログ名はアプリケーションとそのアプリケーションが使用する Nexaweb の機能によって異なります。サーバーで使用されるログ名のリストについては、Nexaweb Server 管理コンソールにアクセスしてください。
サーバーのコンフィギュレーションファイル、nexaweb-server.xmlの次のセクションを編集して、サーバーのログレベルを設定します。
<log-configuration default-log-level="info"> <log name="XUpdate" log-level="debug"/> <log name="SessionManager" log-level="debug"/> </log-configuration>
クライアントのコンフィギュレーションファイル、nexaweb-client.xmlの次のセクションを編集して、クライアントのログレベルを設定します。
注: Nexaweb クライアントログにグローバルなデフォルトログレベルを設定することはできません。
<log-configuration> <log name="XUpdate" log-level="debug"/> </log-configuration>
デバッグキー
キー ボードのファンクションキーを使用して、デバッグに役立つ有用な情報にアクセスできます。Nexaweb Client では、デバッグに役立つ情報を Java コンソールやブラウザの別のウィンドウで表示するために、キーボードのファンクションキーがいくつか割り当てられています。これらのキーはデフォルトでは 無効になっていますが、次の行を nexaweb-client.xml コンフィギュレーションファイルに追加することによって有効にすることができます。
<debug-keys-enabled>true</debug-keys-enabled>
デバッグキーを有効にすると、キーボードのファンクションキーは次のように動作します。
ファンクション キー | 説明 |
F1 および F2 | クライアントの DOM を、自動生成された ID を使用または使用せずに印刷します。 この DOM が正しいかどうかチェックしたり、別のファイルにコピー/貼り付けして起動ページとして使用し、以前の状態を簡単に再現することができます。 |
F3 | Nexaweb Server 管理コンソールをブラウザの別のウィンドウで起動します。 |
F4 | Nexaweb Server 管理コンソールを、ウェルカム ページではなく、現在のセッションでフォーカスのある別のウィンドウで起動します。 |
F5 | クライアントサイドの DocumentRegistry から使用可能なすべてのユーザー ドキュメントを、小さなヘッダー付きでコンソールに印刷します。 |
TCPTunnel を使用したトラフィックの記録
TCPTunnel ユーティリティを使用して Nexaweb アプリケーションを実行すると、Nexaweb Client と Nexaweb Server 間のリクエストやレスポンスを追跡できます。このユーティリティは、次の目的に使用できます。
- アプリケーションの一般的なワークフローを確認する
- サーブレットまたは JSP ページで生成された出力 XML が正しい整形式であることをチェックする
- どの URL がエラー番号 404 などのエラーを返すかを確認する
TCPTunnel を使用するには
- コンテンツは圧縮されていない状態でなければなりません。
- サーバー/クライアント間で SSL を使用することはできません。
Nexaweb Studio でこのツールを使用する方法の詳細については、Nexaweb Studio のドキュメントを参照してください。
Server 管理コンソール
Server 管理コンソールは、サービス、セッション、およびパフォーマンス メーターの状態を表示します。
コンソールには次の方法でアクセスすることができます。
- <application context>/Nexaweb/Services
- 任意のクライアントで F3 ファンクション キーを使用
(未完成)