システムサービス

クライアントのシステムサービスは、クライアントで使用可能な API です。プログラムを使用して呼び出すか、XML を使用してイベントハンドラまたはメソッドの引数として呼び出すことができます。システムサービスは、MCO の呼び出しと同じように、イベントハンドラまたはメソッドの引数として呼び出すことができます。ただし、システムサービスに接頭辞の "mco://" は必要ありません。

次の例では、XML から表示サービスを呼び出します。

onCommand="DisplayService.loadStyleSheet( 'mySheet.xss' )"

次の例では、XPathService を引数として使用します。

onCommand="mco://myMco.do( XPathService.evaluateAsString( '/text()' ) )"

クライアントで使用可能なサービスは、そのクラス名を登録名として使用して SystemContainer に登録されます。各サービスについては、Javadoc を参照してください。

次の表は、クライアントのシステムサービスについての概略を示します。

サービス	説明
DisplayService	コンポーネントのサイズおよび場所、イメージのキャプチャ、その他の表示情報や操作に関する情報を提供します。
PrintService	印刷に関するサポート機能を提供します。
NetService	ネットワーク関連のメソッドを提供します。
TypeConversionService	オブジェクトを別の種類のオブジェクトに変換する機能を提供します。
JavascriptService	Nexaweb アプレットを収容する、HTML で定義された JavaScript を呼び出す機能を提供します。
SoundService	音声再生メソッドを提供します。
XPathService	宣言によって実行可能な XPath の呼び出し機能を提供します。
DataService	データプラグインで使用可能なデータバインディングメソッドを提供します。
New system	ClientSession インターフェイスで使用可能なシステムコンテナに追加することによって、レベルオブジェクトを作成できます。