4.5.73(May 2022)

Defects

NXPSR-11255

プロキシ認証が必要な環境でNexaweb Launcherでプロキシ認証が成功した場合であっても、Standalone Clientにプロキシ認証情報が継承されない

NXPSR-11257

.nexawebファイルへの署名対象となるデータの改善(.nexawebファイルのパラメータ上書きが可能な問題の修正)

NXPSR-11271

Formatter使用時にClass not found exceptionが発生する問題の修正

NXPSR-11267

JDK8以上を使用してStudioのビルド機能以外からcom.nexaweb.client.UiUpdateQueue APIを使用したソースコードをコンパイルすると"com.nexaweb.client.net.Invoker class file not found"エラーが発生する問題の修正

Feature requests

NXPSR-11247

ユーザーキーペアを使用して.nexawebファイルに署名する機能の追加

 

NXPSR-11247: ユーザーキーペアを使用して.nexawebファイルに署名する機能の追加

この機能はNexaweb Launcherが.nexawebファイルへの署名を行う際にユーザーキーペアを利用する機能拡張のためにサーバー側でユーザーキーペアを設定する機能を追加しました。

ユーザーキーペアの詳細についてはNexaweb Launcher 1.4.5のリリースノート(NXPSR-11247)を参照してください。

Note : この機能をNexaweb Launcherで有効にするためには Nexaweb Launcher 1.4.5以上が必要です。

 

NXPSR-11255: プロキシ認証が必要な環境でNexaweb Launcherでプロキシ認証が成功した場合であっても、Standalone Clientにプロキシ認証情報が継承されない

Nexaweb Launcherからプロキシ認証情報が渡された場合に、Standalone Clientで利用するための機能拡張が行われました。

プロキシ認証情報の継承の詳細についてはNexaweb Launcher 1.4.5のリリースノート(NXPSR-11255)を参照してください。

Note : この機能をNexaweb Launcherで有効にするためには Nexaweb Launcher 1.4.5以上が必要です。

NXPSR-11257: .nexawebファイルへの署名対象となるデータの改善(.nexawebファイルのパラメータ上書きが可能な問題の修正)

.nexawebファイルへの署名機能がNexaweb Launcher 1.4.3から追加されましたが、署名後のファイルの末尾にパラメータを追加した場合にパラメータの上書き更新が可能な問題がありました。

この問題を解決するために、パラメータの上書きができないように署名検証となるデータ範囲を修正する機能がNexaweb Launcher 1.4.5で適応されましたが、サーバー側でこの修正に対する署名の出力修正が行われました。

この問題の詳細に関しては、Nexaweb Launcher 1.4.5のリリースノート(NXPSR-11257)を参照してください。

Note : この機能をNexaweb Launcherで有効にするためには Nexaweb Launcher 1.4.5以上が必要です。

 

NXPSR-11267: JDK8以上を使用してStudioのビルド機能以外からcom.nexaweb.client.UiUpdateQueue APIを使用したソースコードをコンパイルすると"com.nexaweb.client.net.Invoker class file not found"エラーが発生する問題の修正

JDK8以上を使用して、Nexaweb Studioのデフォルトビルド以外のコンパイル環境(コマンドラインコンパイラーやantなど)でコンパイル時のクラスパスオプションで「nexaweb-client-api.jar」を指定してcom.nexaweb.client.UiUpdateQueue APIを使用したMCOソースコードをコンパイルすると"com.nexaweb.client.net.Invoker class file not found"エラーが発生します。

getSession().getUiUpdateQueue().invokeLater(new Runnable() { public void run() { } });

これは、Java 1.8 の非互換の問題が原因で発生する問題です。 https://www.oracle.com/java/technologies/javase/8-compatibility-guide.html#A999198を参照してください。

インターフェイスに対してコンパイルする際にはクラスパスに対象のインターフェイスが必要になります。
invokerクラスは「nexaweb-client-api.jar」には含まれていないクラスであるため、JDK8以上を使用してコンパイルした場合にエラーが発生するようになっていました。

この問題を解決するために「nexaweb-client-api.jar」にinvokerクラスを追加しました。

また、過去バージョンのNexaweb Platformを使用してこの問題を解決する場合には、invokerクラスが含まれる「NexawebStandaloneClient.jar」もしくは「NexawebClient-UITesting.jar」を「nexaweb-client-api.jar」の代わりにクラスパスに追加する事でも解決可能です。

Nexaweb Studioのデフォルトビルドでは暗黙的に「NexawebStandaloneClient.jar」がクラスパスに追加されているため、同じ問題は発生しません。