4.5.15 (Jun 2008)
Test Script API メソッドを新規追加 -- objectWithTestidExists
このメソッドは、指定された"testid"を持つオブジェクトが存在するかどうかを確認することができます。 "testid"を持つオブジェクトが存在する場合は"true"を返し、存在しない場合は"false"を返します。
Test Script API メソッドを新規追加-- findObjectByTestid
このメソッドは、指定された"testid"を持つNexaweb UIコンポーネントのためのTest Scriptオブジェクトを返します。 このメソッドは"testid"として指定されたオブジェクトが見つからない、あるいはnexaweb-client.xmlによって"testid generation"が"false"に指定されている場合にnullを返します。
注意点
listItem のデザイン上の制約によって row 及び cell エレメントは “testid" 値を持つことができません。
このため、上記で追加された二つのメソッドは row 及び cell エレメントに対しては直接利用することができません。
先祖エレメント(listItemのためのlistBox や row, cell エレメントのための table エレメントなど)に対してはこれらの新メソッドを使用する事ができます。 例えば、 findObjectByTestid はlistBox 内の最初のlistItemを定義するために利用する事はできません。 この問題を解決するためには、まずfindObjectByTestidメソッドを使用し、listBoxテストオブジェクトを定義し、 次に最初のlistItemオブジェクトを得るためにfindObjectsメソッド(パラメータとして"/listItem[1]"を指定します)を使 用することでlistItemを得ることができます。
メモリリークの問題が解決されました
同じブロック内でエレメントの作成と削除を同時に行うような集約されたUI変更の処理の中でメモリリークが発生していた問題が解決されました。
Nexaweb Data Binding の Iterator の改良
対象となるデータについて、イテレータが指定されている場合、画面表示のデータを繰り返し処理することができます。
下位バージョンとの互換性を保つ場合は、nexaweb-client.xml にある data-framework-iterator-asynchronous-always を true に設定してください。 この設定で古いバージョンでのデータフレームワークの動作を無効にすることができます。
古いバージョンでのデータフレームワークの動作を無効にする方法:
Studioでの操作:
1. nexaweb-client.xml をダブルクリックする
2. “User Defined Parameters"の“Application Configuration Editor"で“Add…"をクリックする
3. 次のパラメータを設定する
パラメータ名: data-framework-iterator-asynchronous-always
値: true
9881 | 互換性 : <gridPane/> に visible="false" が指定されていた場合に例外が発生する |
9880 | Test API : objectWithTestidExists メソッドの追加 |
9878 | Test API : findObjectByTestid メソッドの追加 |
9844 | 712-6173092 – データバインディング/iterator の同期 |
9837 | Test API : 712-6047524 – <table/>と<treeTable/>でfindObjectとfindObjectByIdが使用できない |
9834 | "accessKey" 属性もしくは "shortcut" 属性を持った<menu/>/<menuItesm/>を追加、削除した場合にメモリリークが起こる |
9828 | 互換性 : <column/>の移動は、一度<column/>を移動した後に再び移動することができません |
9386 | 712-6011972 - <table/>の<column/>は "sort" 属性の逆順にソートとされます |
9881 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
互換性 : <gridPane/> に visible="false" が指定されていた場合に例外が発生する | |||||||||||||
環境 |
| ||||||||||||
対象 | <gridTable/>, <gridPane/> | ||||||||||||
事象 内容 | visible="false" 属性を持つ子エレメントが <gridTable/>, <gridPane/> の中に存在した場合、 ArrayIndexOutOfBoundsException 例外が発生する。 | ||||||||||||
修正 内容 | visible="false" 属性を持つ子エレメントが存在していても例外が発生しないように修正。 この問題は本バージョンの修正課程で内部的に生じた問題になります。 このため、この問題が発生する過去バージョンは存在しません。 | ||||||||||||
9880 | |||||||||||||
Test API : objectWithTestidExists メソッドの追加 | |||||||||||||
対象 | Test API | ||||||||||||
事象 内容 | testId によってオブジェクトの有無を調査することができなかったため、 testId によってオブジェクトの有無を確認する機能が欲しい。 | ||||||||||||
修正 内容 | testId を引数にオブジェクトの有無を確認することが可能なメソッドとして Test Script API に対して objectWithTestidExists メソッドを追加。 この修正は、機能追加のための修正です。 | ||||||||||||
9878 | |||||||||||||
Test API : findObjectByTestid メソッドの追加 | |||||||||||||
対象 | Test API | ||||||||||||
事象 内容 | testId によってオブジェクトを取得することができなかったため、 testId によってオブジェクトを取得する機能が欲しい。 | ||||||||||||
修正 内容 | testId を引数にオブジェクトを取得することが可能なメソッドとして Test Script API に対して findObjectByTestid メソッドを追加。 この修正は、機能追加のための修正です。 | ||||||||||||
9844 | |||||||||||||
712-6173092 – データバインディング/iterator の同期 | |||||||||||||
対象 | Nexaweb Data Binding の iterator | ||||||||||||
事象 内容 | Nexaweb Data Binding の iterator を使用した場合に、 iterator によってテーブルデータを表示する際に画面上で iterator が処理中であるかどうかを判断することができない。 | ||||||||||||
修正 内容 | iterator によって処理中の場合はマウスアイコンが砂時計アイコンになるように修正。 この修正は、機能追加のための修正です。 過去の振る舞いとの互換性を確保するための以下のユーザーパラメータオプションが nexaweb-client.xml で有効になりました。 /client-app/applet-parameters/param
4.5.14 以前と同じ振る舞いを期待する場合には「true」を設定してください。 nexaweb-client.xml の設定例(抜粋) <client-app> ... <!-- Parameters can be arbitrarily written into the client and read --> <!-- back out through a client-side API. --> <applet-parameters> <param name="data-framework-iterator-asynchronous-always" value="true" /> </applet-parameters> ... </client-app> | ||||||||||||
9837 | |||||||||||||
Test API : 712-6047524 – <table/>と<treeTable/>でfindObjectとfindObjectByIdが使用できない | |||||||||||||
環境 |
| ||||||||||||
対象 | Test API | ||||||||||||
事象 内容 | Test API の findObject および findObjectById を使用して <table/>, <treeTable/> のオブジェクトを取得した後、 行データおよび、カラムデータに正しくアクセスすることができない。 | ||||||||||||
修正 内容 | findObject および findObjectById によってテーブルを取得した後に行データおよびカラムデータを正しく扱うことができるように修正。 | ||||||||||||
9834 | |||||||||||||
"accessKey" 属性もしくは "shortcut" 属性を持った<menu/>/<menuItesm/>を追加、削除した場合にメモリリークが起こる | |||||||||||||
環境 |
| ||||||||||||
対象 | <menu/>, <menuItesm/> | ||||||||||||
事象 内容 | "accessKey" 属性もしくは "shortcut" 属性を持った <menu/>/<menuItesm/> を追加し、 追加された <menu/>/<menuItesm/> を一度も画面上で表示することなく削除するとメモリリークが起こる。 | ||||||||||||
修正 内容 | メモリリークが起こらないように修正。 | ||||||||||||
9828 | |||||||||||||
互換性 : <column/>の移動は、一度<column/>を移動した後に再び移動することができません | |||||||||||||
環境 |
| ||||||||||||
対象 | <table/>, <treeTable/> | ||||||||||||
事象 内容 | テーブルのカラムヘッダをマウスドラッグによって入れ替えた場合、一度入れ替えられたカラムを再度入れ替えようとしても入れ替えることができなくなる。 | ||||||||||||
修正 内容 | 入れ替え済みのカラムを再度入れ替える場合にも正しく列の入れ替えが行えるように修正。 この問題は Nexaweb Platform 4.5.14 で追加された <gridTable/> UI コンポーネントの修正によって発生した互換性問題になります。 | ||||||||||||
9386 | |||||||||||||
712-6011972 - <table/>の<column/>は "sort" 属性の逆順にソートされます | |||||||||||||
環境 |
| ||||||||||||
対象 | <table/>, <treeTable/>, <gridTable/> | ||||||||||||
事象 内容 | "sortPriority" 属性と "sort" 属性が設定されているテーブルで "sortPriority" が 2 番目以降に設定されているカラム上ではソート機能が "sort" 属性に設定されている順序(昇順/降順)とは逆の順序でソートされてしまう。 | ||||||||||||
修正 内容 | 正しくソート機能が有効になるように修正。 この問題は過去バージョン(4.1.x, 4.2.x)との互換性問題になります。 4.5~この問題が発生するようになりました。 |