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4.5.5 (June 2007)
4.5.5 (June 2007)
新しい機能(Java)
scrollPane にドラッグによるスクロール機能を追加
- draggable なウィジェットをscrollPaneにドラッグしたとき、scrollPane の端にもってゆくと自動的にするロールする
- scrollPane はネストすることも可能
ステートフルUIDOM では、windowやtableのつぎの状態を取得できる
- windowをベースとしてウィジェット(window, dialog, messageDialog)
- x
- y
- width
- height
- minimized
- maximized
- column
- width
- 新しい属性:visualIndex
columnの表示上のインデックスを示し、ユーザが画面上で操作した状態のインデックスを保持する
XAL Form
XAL でもFormが利用できるようになった。これまでは、NXMLだけでサポートされていた。
XALとプラグンコンポーネントの組み合わせ
プラグンのコンポーネントとXAL のウィジェットを組み合わせることができるようになった。
新しいAPI
- DisplayService
- DisplayService.getVisualColumnIndex()
tree/table/treeTableでcolumnのvisualIndexを返す。番号は0から始まりDOMでのカラムの位置ではなく、表示中のカラムの位置が示される。この番号は、ユーザがカラムを入れ変えたときに更新される。
- DisplayService.getVisualColumnIndex()
- PluginDocumentHandler
- PluginDocumentHandler.convertElementToPeer()
ドキュメントハンドラのベースとなるクラスで、プラグインを利用するときのドキュメントの変更をハンドリングする。4.2 で追加されたUiContentHandler はこのPluginDocumentHandler のサブクラスでUIドキュメントに対応したもの。
- PluginDocumentHandler.convertElementToPeer()
- FocusService
- FocusService.focusNextWindow()
つぎのウィンドウにフォースを移す。フォーカスが遷移した先のウィンドウのエレメントが返る。 - FocusService.focusPreviousWindow()
前のウィンドウにフォースを移す。フォーカスが遷移した先のウィンドウのエレメントが返る。
- FocusService.focusNextWindow()
修正された不具合(Java)
7558 | 712-4174434 DataFramework のJavaDoc API とサンプルコードcom.nexaweb.util.EscapeSyntaxExceptionについて |
7586 | 712-4174104 Nexaweb PlatformがcreateUiComponent() を使ったときにjava.lang.ClassCastException をスローする問題 |
7561 | 712-4174209 DataService はbind(String) メソッドを提供していないが、DevCenterのドキュメントではこのメソッドを持つとある |
7557 | 712-4174209 Data フレームワークのjar ファイルがcom.nexaweb.util.EscapeSyntaxException オブジェクトを含まない |
7641 | 712-4280135 PDF をプリントするとArrayIndexOutOfBoundsExceptionが発生する |
7637 | FocusService でCTRL+Tab とCTRL+Shift+Tab が機能しない |
7259 | xal タグ内でrootPaneで囲まれていているがペインがない。 |
7528 | 712-4285169 com.nexaweb.client.form.Form がXAL で機能しない- XAL formElements が含まれていない |
7638 | ajax-index.html が新しいプロジェクトを作成したときに含まれていない(Nexaweb サーバを利用したときもしないときも含まれない) |
7644 | Java Platform - dialogConsumerError.xml とerrorDialog.xml がnxml でxalではない |
7585 | client.tags.xal のクラスがAPI jarにない |
7384 | セルのテキスト編集中にCtrl+Cでクリップボードにコピーすると、行のデータがコピーされる。 |
7436 | テストAPIが使用される場合、正しくない文字データがtextFieldに入力されます。 |
7574 | セル要素のツールチップ属性は有効ではありません。 |
7594 | boxLayoutを使用している場合、子要素のrichTextが有効な場合、コンポーネントのサイズ情報が無視される。 |
7601 | 712-4245623 NFCを使用している場合にNullPointerExceptionが発生する場合がある。 |
7612 | 712-3835988 MessagingService.send()メソッドが呼ばれた後、はサーバー・スレッドがハングアップする。 |
7618 | 712-4271753 ツリービューで右クリックによってポップアップを表示した場合に、正しくないツリー要素がハイライトされる。 |
7624 | 712-4271625 desktopPane内のフローティングコンテナがユーザーオペレーションによって移動した場合、x,y属性が更新されない。 |
7682 | JVM 1.6を使用している場合に、TABキーによるフォーカス移動が正しく行われない場合がある。 |
新しい機能(Ajax)
スプラッシュスクリーンのカスタマイズカスタマイズ
ajax-index.html ではXAPコア(Ajaxクライアントエンジン)をロードしているときに"Loading Nexaweb…"とテキストが表示される。XAPコアがロードてれると、ルートのXALファイルの定義をもとにAjaxの画面がレンダリングされる。
Dojo 3.1 から0.4 へのアップグレード
XAPはアップグレードされDojo 0.4をサポートしている。Dojo 0.4では、多くのバグが修正された。また、i18nへの対応やドラッグ&ドロップもサポートされた。詳細についてはDojoのサイトを参照。
http://dojotoolkit.org/api/.
パフォーマンスの改良:
- プロファイルの最適化
- XapCoreに起動に必要なすべてのJavaScript クラスを含めることで、起動時間が改善された。最適化されたXAPCore ファイルは、ツールキットでもNexaweb Platformでも提供される。
- イベントハンドリングの最適化
- イベントハンドラのインスタンスは、必要なときに生成されるようにした。これまでのバージョンでは、ウィジェットがサポートするすべてのイベントハンドラを生成していた。
- アプリケーションのローディング時間とメモリ消費を削減した。
- メッセージサービスの最適化
- MessagingService で、subscribe() やunsubscribe()メソッドが呼ばれた場合の処理で、サブスクライブ/アンサブスクライブのトピックを配列にしてまとめて処理できるようにし た。これまでのバージョンでは、配列に対するループ処理で、ひとつのエレメントに対しひとつのリクエストを生成していた。このバージョンでは、ひとつのリ クエストに対しすべてのトピックを生成している。
サーバに対するリクエスト数を減らすことができたため、サーバの負荷が減ることにつながり、起動/停止のパフォーマンスも向上する