/
4.2.5 (Sep 2006)
4.2.5 (Sep 2006)
onBeforeActiveLost イベントの強化
onBeforeActiveLost イベントに "cause" プロパティが追加されました。このプロパティには、アクティブフォーカスを別のコンポーネントに移動する基となるイベントの名前が含まれます ("onMouseDown" など)。また、このイベントには、その cause イベントのすべてのパラメータが含まれます。
ヘヴィウェイトコンポーネントのテーブルでのソートの向上
4 つの欠陥が解決され、テーブルでのヘヴィウェイトコンポーネントの使用およびソート機能の維持が容易になりました。ヘヴィウェイトコンポーネントが、その テキスト属性値 (テーブルセルのデフォルトのソート値) に基づいてソートされるようになりました。ヘヴィウェイトコンポーネントでは、セルでサポートされている sortValue 属性はサポートされていません (この属性を使用すると、表示されているテキストとは異なる値に基づいてセルをソートできます)。
リッチテキストおよびリッチ スタイルの動的アプリケーションを簡単にテキストに編集するためのリッチテキストの強化
textArea および richText に関するさまざまな欠陥が解決されました。これにより、開発者はアプリケーションの編集可能なフィールドに WYSIWYG 形式の機能を実装できます。
解決した欠陥
ID | 説明 |
4797 | 712-1537552 - ヘヴィウェイトコンポーネントのテーブルでのソートが正常に行われない。 |
712-1993766 - comboBox および listBox にテキストアラインメント属性が追加された。 | |
5725 | 712-2185730 - アプリケーションの起動時にフォーカスが設定されない。 |
712-2531791 - クライアント UI が MSJVM で com.nexaweb.client.svg.Text クラスを待機したままフリーズする。 | |
5959 | 712-2584506 - スクロールバーの位置を再設定する前にフォーカスを設定する必要がある。 |
5992 | 712-2535150 - キー修飾子へのアクセスのために onBeforeActiveLost を拡張。 |
5995 | 712-2589462 - errorJavaScriptDisabled.jsp を index.jsp に含めると、無関係な HTML タグが生成される。 |
6016 | 712-2524335 - マルチパートレスポンスで、レスポンスが途中でコミットされる場合がある。 |
6121 | 712-2560372 - 配列として使用されるクラスが、MSJVM からサーバーにリクエストされる。 |
712-2678606 - PrintService.printElement (FOP を使用) で、生成された PDF 出力のセル内容が適切にラップされない。 | |
6150 | 712-2718277 - modalAlert の発生後に textField や編集可能な comboBox からタブ移動できない。 |
6212 | IE において、一部のバージョンの Acrobat Reader で PDF 印刷が失敗する。 |
6221 | 712-2726847 - textArea に適用されるスタイルタグがテキスト出力に表示されない。 |
6222 | 712-2726847 - 空白の textArea をクリックすると、Null Pointer Exception が発生する。 |
6223 | 712-2726847 - スタイルが重複している textArea の選択テキストにフォント色のみを適用できない。 |
6228 | 712-2726847 - 動的に適用されるフォントスタイルが、textArea では適切にレンダリングされるが UIDOM には反映されない。 |
6229 | 712-2726847 - 現在適用されているスタイルがテキスト形式のコンポーネント用に選択されない (richText 属性を true に設定している場合)。 |
6231 | ドキュメント - textSelectionPolicy 属性スキーマ値が使用可能な値と異なる。 |
6247 | "richText" を "true" に設定している場合、入力テキストが不適切な場所に表示される。 |
6249 | textArea selectedStyle のテキスト選択に対する報告内容が正しくない。 |
6250 | "richText" を "true" に設定している場合、textArea でのキーボードショートカットで例外が発生することがある。 |
6251 | UIDOM で、入れ子になったスタイルをリッチテキストで表示する内容が正しくない。 |
6254 | sortType が number に設定され、セルにテキストが含まれない場合、テーブルのソートで例外がスローされる。 |
6267 | テーブル - dataType="number" に設定している場合、ヘヴィウェイトコンポーネントのソートに失敗する。 |
6271 | テーブル - 昇順にソートする場合、列ヘッダーに昇順を示すキャレット (^) が表示されない。 |
6275 | リッチテキスト - 選択テキストへのスタイルの適用が、選択していないテキストに正しく反映されない。 |
特記事項
- comboBox の変更: alignHorizontal および alignVertical が属性として追加されました。
- listBox の変更: リスト ボックスのすべての一覧項目の位置を揃えるために、alignHorizontal が追加されました。ListItem にはすでに独自の alignHorizontal が用意されており、この設定は listBox の設定より優先されます。たとえば、listBox が alignHorizontal="right" に設定され、1 つの listItem が alignHorizontal="center" に設定されている場合、alignHorizontal="center" に設定されている listItem 以外のすべての listItem が右揃えになり、alignHorizontal="center" に設定されている listItem は中央揃えになります。
Microsoft JVM を使用する際、サーバーによるクラス com.nexaweb.client.svg.Text の送信を待機中にクライアントがフリーズする場合があります。このクラスファイルは、サーバー上の NexawebClient-OnDemand.jar ファイルに含まれています。クライアントでクラスが必要になると、サーバーの動的クラスローダーによってクラスがこの jar ファイルからロードされます。ただし、この場合は、クライアント JVM が正しく機能していません。この問題を回避するために、NexawebClient-OnDemand.cab を作成し、nexaweb-client.xml ファイル内のロード済みのクライアントの classpath に含めていました。この欠陥の修正のため、プラットフォームの配布の一部として NexawebClient-OnDemand.cab が含まれるようになりました。
<client-classpath> <pre-loaded-in-applet-def> <archive name="NexawebClient-OnDemand.cab" cab="true" path="/WEB-INF/Nexaweb/client/lib/NexawebClient-OnDemand.cab"/> </pre-loaded-in-applet-def> </client-classpath>
こ れまで、テーブルの幅は、生成された PDF のすべてのテーブル列間で均等に分割されていました。今回、テーブル列が PDF において適切な幅でレンダリングされるようになりました。これにより、テーブルを PDF に出力する際のワードラップの動作が改善されます。