4.5.14 (May 2008)
グリッドテーブル UI コンポーネントが追加されました。
ネストヘッダ、セル結合に対応した新しい UI コンポーネント、グリッドテーブルが追加されました。
<table/>, <treeTable/> : 新しい属性 - "extendVerticalLines"
列の存在していない部分にテーブルのカラムの境界線の縦線を表示しないためのオプション。 デフォルトは”true”です。”false”を設定した場合、列データの存在しない空白部分にはカラムの境界線の縦線を表示しません。
自動テストツールのためのユニークなID生成
自動テストツールのために固定化されたIDを生成するための機能が追加されました。 QTPのような自動テストツールで Nexaweb アプリケーションの動作をテストする場合にこのIDは有効に利用されます。テストIDは、リードオンリーの testid 属性に設定されます。
QTP を使う場合のユニークなテストIDの利用方法については、デベロッパセンターのテストID(testid)チュートリアルを参照して下さい。
テストID生成についての既知の問題:
- nexaweb-client.xml で“generate-unique-ids”と“show-ancestors”が true の場合で、アプリケーションが table、tree、treeTable のいづれかを持つ場合、アプリケーションで例外が発生すると table (あるいは tree、treeTable) が表示されなくなります。この問題は、今後リリースされるバージョンで修正される予定です
- パフォーマンスと可読性を考慮し、テストIDはクライアントの DOM には表示されません。テストIDを表示するためのオプションについては、今後リリースされるバージョンで追加される予定です
Nexaweb アプリケーションのコンテキストルートがサーバールートの場合も有効になりました
Nexaweb アプリケーションは今、アプリケーション名なしで開始することができます。 例えば、以下のURLはアプリケーションサーバー上のルート(“/”)にコンテキストルートを設定場合にもNexaweb アプリケーションの開始URLとして使用する事ができるようになりました。
デフォルトのツールチップを表示するまでの待ち時間がを変更できるようになりました
ツールチップを表示するまでの待ち時間はJavaプロジェクトでのnexaweb-client.xmlの中で変更することができます。
<table/>, <treeTable/>, <tree/>, <gridTable/> : 新しいイベント属性 - "onEditorOpen", "onEditorColose"
テーブルコンポーネントに対してテーブルエディタに関する以下の新しいイベントが追加されました。
- onEditorOpen : テーブルエディタが開始した際に発生するイベント
- onEditorColose : テーブルエディタが終了した際に発生するイベント
各イベントでは、テーブルエディタの ID と編集対象となるセルの ID を取得することができます。
table のselectionMode属性に”singleRow”が設定されている場合、自動ラップしません
tableのselectionMode属性に”singleRow”が 設定あれている場合、カーソルキーによる選択行の移動時に垂直方向の自動ラップ及び、水平方向のスクロールを行いません。 テーブルの中の最下行が選択され ている場合に、下矢印キーを押しても最上位行に選択列は移動しません。 最上位行を選択している場合に上矢印キーを押した場合も最下行に選択は移動せず、最上位行を選択したままになります。
Tomcat 5.5.26 及び 6.0.16にNexaweb アプリケーションをデプロイした場合、タイムアウトは非常に早いタイミングで起こっていました
Nexaweb Serverによって割り当てられるクッキーIDはコロン「:」を含んでいました。 これは、HTTP 1.1の構文として有効な構文ではありませんでした(参考 rfc 2109 http://www.ietf.org/rfc/rfc2109.txt)。 Tomcat 5.5.26 及び6.0.16はクッキーの構文を厳密に評価するように変更されました。 このため、Tomcat 5.5.26及び6.0.16の上でNexaweb アプリケーションを稼働させた場合、初期リクエストのすぐ後にNexawebアプリケーションのタイムアウトが発生する原因となっていました。 この問題を解決するためにこのバージョンでクッキーIDはHTTP 1.1の仕様に則ったIDを出力します。
デフォルトのツールチップを表示するまでの待ち時間が500ミリ秒になりました
デフォルトのツールチップを表示するまでの待ち時間は0ミリ秒から500ミリ秒に変更されました。
ツリーアイコンの表示位置の変更
ツリーアイコンが表示される位置を変更しました。
過去バージョンではツリーノードのレベル毎にアイコンの表示位置が統一されておらず、ツリーノードの展開用の[+]/[-]アイコンの有無によってツリーアイコンの表示位置が異なっていました。
本バージョンから、ツリーアイコンの表示位置はツリーノード展開用の[+]/[-]アイコンの有無にかかわらず同じレベルで表示されるように変更されました。
過去バージョンの表示 | → | 本バージョン以降の表示 |
コンボボックスのキーマッチオペレーションによる振る舞いの変更
Nexaweb のコンボボックスでは、コンボボックスがフォーカスを持っている場合に、キー入力を行うとコンボボックスの選択肢の中で入力キーによる選択アイテムのマッチングが行われます。
しかしながら、このマッチングのルールが Internet Explorer 等で使用されているコンボボックスと異なっており、ユーザーにとって違和感のある振る舞いでした。
本バージョンから、コンボボックスによるキーマッチオペレーションのルールは Internet Explorer 等と同じルールによってマッチングが行われるように変更されました。
7663 | 712-4272213 – ツリー表示時のアイコンが正しく並んで表示されません |
7831 | 712-4503032 – コンボボックスのキーマッチオペレーションをIEで表示されているHTMLのコンボボックスと同じような振る舞いになるように修正 |
8828 | テーブルエディタは”onActiveGained”のイベントのタイミングでセルのtext属性の値を受け取っていません |
8829 | テーブルエディタのtext属性は変更されません |
9005 | IDの生成がクライアントセッションとサーバー間で安定していないため、QTPによるリプレイは常に失敗します。 |
9007 | popupMenuを開いた後、以前にpopupMenuが開かれた際に選択/ハイライトされていたlistItemはまだ選択/ハイライトされているように見えます |
9022 | 712-5341311 – テーブルの中のセルの境界線はテーブルの高さまで拡張され表示されます |
9216 | 712-5661546 – テーブル内のスクロールの振る舞いは一定ではありません |
9233 | 712-5682256 – gridLayoutの中でcolumnSpanを使用した場合、表示はおかしくなります |
9333 | 712-5743259 712-5741394 - Tomcat 5.5.26 及び 6.0.16にNexaweb アプリケーションをデプロイした場合、タイムアウトが非常に早いタイミングで起きます |
9357 | 互換性 : 712-5768397 - richText が設定されたセルの自動改行による表示は読めないUIを表示します |
9386 | 互換性 : 712-6011972 – テーブルカラムは”sort”属性に指定されている設定と逆順にソートされます |
9397 | 712-5735249 – アプリケーションコンテキストルートはサーバールートに設定することができません |
9617 | 712-5917018 – gridLayoutの中でwidth属性を設定したpanelが利用される場合NullPointerExceptionが起こります |
9671 | comboBoxでIME入力途中でフォーカスを移動したときにtext属性に反映されません |
9731 | デフォルトのツールチップを表示するまでの待ち時間を変更します |
9741 | comboBoxでIME入力途中でフォーカスを移動したときにtext属性に反映されない |
9744 | JavaあるいはAjaxにてマルチバイト文字を使用したsqlInsertを使用する事ができません |
9476 | 712-5860288 – Windows Vista 端末ではデフォルトライセンスによるAjaxアプリケーションを開始することができません |
9732 | AjaxのXMLスキーマではフォントサイズの指定に”px”をサポートしていませんでした |
7663 | |||||||||||||
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712-4272213 – ツリー表示時のアイコンが正しく並んで表示されません | |||||||||||||
対象 | <tree/>, <treeTable/> | ||||||||||||
事象 内容 | ツリーを表示した場合、ツリーアイコンの表示位置がレベルによって異なる場合がある。 表示位置はツリーノード展開用の[+]/[-]の有無によって異なっており、 子エレメントが存在しない場合にツリーアイコンが子エレメントが存在する場合と比較して左側に表示されてしまう。 | ||||||||||||
修正 内容 | 同じレベルに属するツリーノードのツリーアイコンの表示位置をツリーノード展開用の[+]/[-]の有無にかかわらず同じ位置になるように修正。 この修正は、機能変更のための修正です。 | ||||||||||||
7831 | |||||||||||||
712-4503032 – コンボボックスのキーマッチオペレーションをIEで表示されているHTMLのコンボボックスと同じような振る舞いになるように修正 | |||||||||||||
対象 | 文字入力不可(editable="true" ではない)の <comboBox/> | ||||||||||||
事象 内容 | コンボボックスのキーマッチオペレーションが Internet Explorer 等と異なるルールによってマッチングしているため操作に違和感がある。 | ||||||||||||
修正 内容 | コンボボックスのキーマッチオペレーションを Internet Explorer 等と同じルールによってマッチングするように修正。 この修正は、機能変更のための修正です。 | ||||||||||||
8828 | |||||||||||||
テーブルエディタは”onActiveGained”のイベントのタイミングでセルのtext属性の値を受け取っていません | |||||||||||||
環境 |
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対象 | テーブルエディタ、テーブルコンポーネント(<table/>, <treeTable/>, <tree/>, <gridTable/>) | ||||||||||||
事象 内容 | テーブルエディタに onActiveGained イベントを設定している場合に、 onActiveGained イベントの発生タイミングでは編集対象となっているセルの text 属性値がテーブルエディタに反映されていない。 onActiveGained イベントの処理のタイミングではテーブルエディタの text 属性値は空文字となってしまう。 onActiveGained イベントのタイミングで編集対象となっているセルの text 属性値の値をテーブルエディタの text 属性値として取得可能であるべきである。 | ||||||||||||
修正 内容 | テーブルエディタへ編集対象セルの text 属性値を反映させるタイミングを変更。 onActiveGained イベントのタイミングで編集対象セルの text 属性値の値をテーブルエディタの text 属性値の値として取得できるように修正。 この問題は 8829 の問題と関連があり、 8829 の問題と併せて修正されました。 | ||||||||||||
8829 | |||||||||||||
テーブルエディタのtext属性は変更されません | |||||||||||||
環境 |
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対象 | テーブルエディタ、テーブルコンポーネント(<table/>, <treeTable/>, <tree/>, <gridTable/>) | ||||||||||||
事象 内容 | テーブルエディタによって文字編集を行える状態の場合に、文字編集を一切行わずテーブルエディタを閉じた場合、 onActiveLost, onBeforeActiveLost イベントの処理でテーブルエディタの text 属性値を取得するとテーブルエディタに表示されている値と、 text 属性値から取得できる値が異なります。 text 属性値から取得される値は空文字か前回テーブルエディタが使用された際に入力された値が取得されます。 テーブルエディタの text 属性値は常に表示されている値と同じであるべきです。 | ||||||||||||
修正 内容 | この問題は、 Nexaweb の振る舞い自身には影響を与えない問題です。 テーブルエディタの値は入力値に変更があった場合にのみセルへ変更値が反映されるため、この問題によって過去のバージョンで表示と異なる値がセルに反映されることはありません。 しかしながら、テーブルエディタの onActiveLost, onBeforeActiveLost イベントによってユーザープログラムで text 属性値を取得した場合、表示とは異なる値が取得されるため、 アプリケーション上で問題が発生する可能性がありました。 このため、テーブルエディタの text 属性値と表示の値が常に同じになるように修正されました。 この問題は 8828 の問題とが原因で発生していました。 | ||||||||||||
9005 | |||||||||||||
IDの生成がクライアントセッションとサーバー間で安定していないため、QTPによるリプレイは常に失敗します。 | |||||||||||||
対象 | Nexaweb アプリケーション全般 | ||||||||||||
事象 内容 | QTP を使用したテストスクリプトによって UI コンポーネントを ID を使用している場合、 実行時に常に異なる ID が動的に生成されるため QTP によるテストシナリオが ID を含んでいる場合、 シナリオのリプレイが常に失敗してしまう。 | ||||||||||||
修正 内容 | この修正は、機能追加のための修正です。 自動生成される ID を常に固定化するためのオプションが nexaweb-client.xml に追加されました。 このオプションを有効にしている場合は、常に同じ ID が採番されるようになります。 QTP を使う場合のユニークなテストIDの利用方法については、デベロッパセンターのテストID(testid)チュートリアルを参照して下さい。 | ||||||||||||
9007 | |||||||||||||
popupMenuを開いた後、以前にpopupMenuが開かれた際に選択/ハイライトされていたlistItemはまだ選択/ハイライトされているように見えます | |||||||||||||
環境 |
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対象 | <menu/>, <menuItem/>, <popupMenu/> | ||||||||||||
事象 内容 | メニューによるポップアップの項目を一度選択した後に、もう一度ポップアップを表示した場合、前回選択された項目が選択ハイライトされたまま表示されてしまいます。 メニューによるポップアップは選択状態を維持する必要がないため、ポップアップが表示される度に選択状態はリセットされるべきです。 | ||||||||||||
修正 内容 | メニューによるポップアップを表示する前に必ず前回の選択状態をリセットするように修正。 | ||||||||||||
9022 | |||||||||||||
712-5341311 – テーブルの中のセルの境界線はテーブルの高さまで拡張され表示されます | |||||||||||||
対象 | <table/>, <treeTable/> | ||||||||||||
事象 内容 | 従来までのバージョンではテーブルの中のカラムとカラムの縦の境界線が行データの有無にかかわらず常にテーブルの表示領域内全てに表示されていました。 行データが存在している部分のみカラムとカラム縦の境界線が表示されるようにして欲しい。 | ||||||||||||
修正 内容 | この修正は、機能追加のための修正です。 カラムとカラムの縦の境界線を行データが存在している部分のみ表示するオプションを追加しました。 <table/>, <treeTable/> は新しい属性値 "extendVerticalLines" を利用することができます。 "extendVerticalLines" 属性値の値が "true" の場合、境界線は行データの有無にかかわらず表示されます。 "false" の場合は、行データの存在しない空白部分にはカラムの境界線の縦線を表示しません。 デフォルト値は "true" です。 | ||||||||||||
9216 | |||||||||||||
712-5661546 – テーブル内のスクロールの振る舞いは一定ではありません | |||||||||||||
環境 |
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対象 | <table/>, <treeTabel/> | ||||||||||||
事象 内容 | テーブルの選択モードが行選択モードの場合に、選択行をカーソルキーの上下によって移動する場合に、先頭行が選択されている状態で上矢印キーを押した場合 と、 末尾行が選択されている状態で下矢印キーを押した場合に通常は選択行がオーバーラップするが、オーバーラップする際の振る舞いが常に同じではない。 カラム数によってオーバーラップできる回数が制限されてしまっている。 Nexaweb Platform 4.5.12 以前のバージョンを使用していた場合は何度でもオーバーラップすることができた。 | ||||||||||||
修正 内容 | 行選択モードの場合にカーソルキーによる選択行のオーバーラップを何度でも行えるように修正。 この問題は Nexaweb Platform 4.5.13 の 9166 の修正によって起こるようになった問題です。 | ||||||||||||
9233 | |||||||||||||
712-5682256 – gridLayoutの中でcolumnSpanを使用した場合、表示はおかしくなります | |||||||||||||
環境 |
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対象 | <gridTable/&g;t | ||||||||||||
事象 内容 | グリッドテーブルを使用しており、テーブルデータの中に列結合セルを使用した場合、テーブルデータの表示内容がおかしくなる。 | ||||||||||||
修正 内容 | 列結合セルがテーブルデータに含まれている場合でも表示がおかしくならないように修正。 この問題は本バージョンより機能追加された「グリッドテーブル UI コンポーネント」の実装課程で内部的に生じた問題になります。 このため、この問題が発生する過去バージョンは存在しません。 | ||||||||||||
9333 | |||||||||||||
712-5743259 712-5741394 - Tomcat 5.5.26 及び 6.0.16にNexaweb アプリケーションをデプロイした場合、タイムアウトが非常に早いタイミングで起きます | |||||||||||||
環境 |
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対象 | Nexaweb Client | ||||||||||||
事象 内容 | Tomcat 5.5.26 以上を使用している場合、 Tomcat 上でセッションタイムアウトが即座に発生してしまう。 | ||||||||||||
修正 内容 | セッションタイムアウトが即座に発生し内容に修正。 リクエストヘッダの内容に問題があったため、二度目のリクエストが発生した際に HTTP セッションが Tomcat によって破棄されていた問題を修正。 | ||||||||||||
9357 | |||||||||||||
712-5768397 - richText が設定されたセルの自動改行による表示は読めないUIを表示します | |||||||||||||
環境 |
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対象 | <table/>, <treeTable/>, <gridTable/>, <tree/> | ||||||||||||
事象 内容 | richText 属性が有効な場合(richText="true")のテーブルセルのデータがカラムの幅内で表示することができない場合、 自動的にテキストが折り返されるが、その際に行の高さが自動的に調整されずに 1 行分の高さの中に 2 行分のテキストデータを表示してしまう。 | ||||||||||||
修正 内容 | セルの文字列が折り返された場合に行の高さを自動的に調整するように修正。 | ||||||||||||
9386 | |||||||||||||
互換性 : 712-6011972 – テーブルカラムは”sort”属性に指定されている設定と逆順にソートされます | |||||||||||||
環境 |
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対象 | <table/>, <treeTable/> | ||||||||||||
事象 内容 | テーブルカラムに "sort" 属性と "sortPriority" が指定されている場合、 "sort" 属性に設定されているソート順序の設定が無視され、必ず逆順としてソートされてしまう。 | ||||||||||||
修正 内容 | "sortPriority" 属性指定時のソート処理を修正し、必ず "sort" 属性値の設定に応じてデータソートされるように修正。 | ||||||||||||
9397 | |||||||||||||
712-5735249 – アプリケーションコンテキストルートはサーバールートに設定することができません | |||||||||||||
対象 | Nexaweb Server | ||||||||||||
事象 内容 | Nexaweb アプリケーションの開始 URL がサーバールートの場合、アプリケーションを開始することができません。 | ||||||||||||
修正 内容 | この修正は、機能追加のための修正です。 従来の Nexaweb では、 Nexaweb アプリケーションの開始 URL としてサーバールートを指定する事ができませんでした。 この修正によって Nexaweb アプリケーションの開始 URL としてサーバールートを指定する事ができるようになりました。 例) &nbps:http://locahost:8080/index.jsp | ||||||||||||
9617 | |||||||||||||
712-5917018 – gridLayoutの中でwidth属性を設定したpanelが利用される場合NullPointerExceptionが起こります | |||||||||||||
環境 |
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対象 | <gridLayout/>(NXML シンタックスのみ) | ||||||||||||
事象 内容 | <panel/> が <gridLayout/> レイアウトマネージャによって管理されている場合に、 <panel/> に "widht" 属性値が設定されていると NullPointerException 例外が発生する。 | ||||||||||||
修正 内容 | NullPointerException 例外が発生しないように修正。 | ||||||||||||
9671 | |||||||||||||
comboBoxでIME入力途中でフォーカスを移動したときにtext属性に反映されません | |||||||||||||
環境 |
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対象 | 編集可能(editable="true")な <comboBox/> | ||||||||||||
事象 内容 | IME による文字入力の途中で別の UI コンポーネントをマウスクリックし、フォーカスを移動した場合に IME による入力途中の文字は確定され、フォーカスが移動します。 この際、 UI コンポーネントに onBeforeActiveLost イベントが設定されている場合、 onBeforeActiveLost イベントが発生し、 イベント処理の中で IME によって入力途中であった文字列を取得することが可能であるべきですが、編集可能な <comboBox/> 上で IME による文字入力を行っていた場合、 onBeforeActiveLost イベントのイベント処理から IME によって入力途中に確定された文字列を取得することができません。 一方で、 <textField/>, <passwordField/> 等の UI コンポーネントで同様のオペレーションを行った場合には IME によって入力途中に確定された文字列を onBeforeActiveLost イベントのイベント処理から取得することができます。 | ||||||||||||
修正 内容 | 編集可能 <comboBox/> の onBeforeActiveLost イベント処理によって IME によって入力途中に確定された文字列を取得することができるように修正。 イベント発生処理とテキスト確定処理の順序を変更。 | ||||||||||||
9731 | |||||||||||||
デフォルトのツールチップを表示するまでの待ち時間を変更します | |||||||||||||
環境 |
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対象 | "tooltip" 属性値が利用可能な全ての Nexaweb UI コンポーネント | ||||||||||||
事象 内容 | "tooltip" 属性値によって指定された文字列、ツールチップを表示するまでの時間をコントロールすることができない。 | ||||||||||||
修正 内容 | この修正は、機能追加のための修正です。 ツールチップを表示するまでの時間をコントロールするための以下のオプションが nexaweb-client.xml に追加されました。 /client-app/tooltip-delay 4.5.13 以前のバージョンと同様の振る舞いを期待する場合には「0」(0ミリ秒)を指定してください。 tooltip-delay が nexaweb-client.xml 内に存在しない、あるいは無効な設定値が設定されている場合のデフォルトの振る舞いは「500」(500ミリ秒)になります。 <client-app> ... <!-- =================================================================== --> <!-- Tooltip delay setting (milliseconds) --> <!-- =================================================================== --> <tooltip-delay>500</tooltip-delay> ... </client-app> | ||||||||||||
9741 | |||||||||||||
comboBoxでIME入力途中でフォーカスを移動したときにtext属性に反映されない | |||||||||||||
環境 |
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対象 | 文字入力可能な Nexaweb UI コンポーネント全て | ||||||||||||
事象 内容 | 文字入力可能な Nexaweb UI コンポーネント上で入力済みテキストの一部を選択した状態で、 IME による入力を開始した場合、選択していたテキストは削除されます。 この状態で、 IME による入力を ESC キーによってキャンセルした場合、入力がキャンセルされたにもかかわらず削除されたテキストが復帰しません。 | ||||||||||||
修正 内容 | IME の入力開始によって削除されたテキストを IME による入力がキャンセルされた場合には復帰するように修正。 | ||||||||||||
9744 | |||||||||||||
JavaあるいはAjaxにてマルチバイト文字を使用したsqlInsertを使用する事ができません | |||||||||||||
環境 |
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対象 | Nexaweb Data Service | ||||||||||||
事象 内容 | Nexaweb Data Service の中の SQL Service を使用して sqlInsert コマンドを使用した場合、 sqlInsert の処理対象となるデータにマルチバイト文字が含まれていると sqlInsert コマンドを正しく使用する事ができない。 | ||||||||||||
修正 内容 | sqlInsert コマンド内でマルチバイト文字を正しく扱うことができるように修正。 |